ピアノを弾くってどういう事?
こんにちは!
阿見町、美浦村からも通えます!めぶきピアノ教室(稲敷市)の脇屋です😊
今回は、めぶきピアノ教室(稲敷市)のレッスンで取り入れている、「二段階導入法」についてのお話です。
ピアノ弾くまでの過程
まずはこちらの画像をご覧ください↓
この図は、めぶきピアノ教室(稲敷市)で使用しているテキスト、ピアノランドから抜粋した図です。
ピアノを演奏するということは、
①楽譜を目で見る
②脳で情報を理解する
③それを身体に伝える
④指をコントロールして動かす
⑤耳で自分で出している音を確かめつつ、目では次の音符を追いかける
この流れを瞬間的かつ連続的に行います。
どれか1つでもバランスが悪くなると良い演奏には繋がらず、そのまま演奏を続けているとどんどん悪い癖がついてしまい、後から直すにはとても困難になってしまいます。
何といっても子供は物事に対しての吸収力がものすごく、興味のあることなら尚更、どんどん吸収して成長していきます。
しかしながらそれは悪い事に対しても同じ事が言えてしまうので、心身共に柔軟な子供の頃にきちんと「質の良い音楽」を吸収させてあげる事がとても重要になってきます。
ピアノを弾くまでの準備期間
このような事を聞いて、
「ピアノを弾くって、そんなに難しいの?」
「うちの子にできるか不安」
「なんだか大変そう」
そのように思った方もいるのではないでしょうか?
いえいえ、そんな心配は全くいりませんのでご安心ください!
めぶきピアノ教室(稲敷市)では、ピアノランドを使用して、これら一連のピアノを弾くための要素を1つ1つ分けて伸ばしていきます。
全ての動作を同時に行うのは難しくても、それぞれ1つずつに集中すれば子どもにも分かりやすく、かつ楽しむ余裕もありながら無理なく力をつける事ができます。
「とりあえず難しくても早いうちからたくさん指を動かして、鍵盤を弾いてたほうが早く上手く弾けるようになるだろう!」
そのように考えてしまったら危険です。
途中でたくさんの壁にぶつかる事になり、その度に多くの労力をかけながら進む事になります。
自分で何も理解しないまま言われるがままピアノを弾いていて、本当の意味で音楽が楽しめているでしょうか?
何か得るものがあるでしょうか?
きちんとピアノを弾く前の準備期間を取る事で、質の良い音楽を作り上げていく事ができ、自分自身で理解し、大きな壁にぶつかる事なく音楽を楽しむ事ができるようになるのです。
準備期間でつけた力を生かしてピアノ演奏へ
準備期間でそれぞれの要素(動作)ができるようになってきたら1つ、2つ…と繋げ、ピアノ演奏へ生かしていきます。
このように、ピアノを弾くための力を1つ1つを丁寧につける準備期間(第一段階)を作る事によって、第二段階で余裕をもってピアノを弾き始めます。
それが「二段階導入法」です。
準備期間がある事で子どものピアノ演奏に対してのワクワク、期待感もより高まっているはずです。
そんな中で実際に自分の力でスムーズにピアノ演奏をする事ができたら、きっと自信にも繋がっていきます。
もちろん、ピアノを弾く為の準備期間だからといって全くピアノには触れませんよ、という事ではありませんのでご安心ください。
ピアノを弾く為のそれぞれの要素(動作)、それを伸ばす為のレッスン内容についてはまた改めて、次回以降のブログで詳しく取り上げていきます😄