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「分かりやすかった!楽しかった!」と妹にも自慢。稲敷市の小学校に通う、新小6女の子、Mちゃんが体験レッスンに来てくれました!

こんにちは!

阿見町、美浦村からも通えます、めぶきピアノ教室(稲敷市)の脇屋有那です😊

先週3人目に体験レッスンに来てくれたのは、稲敷市の小学校でこの春6年生になった女の子、Mちゃん。

当ピアノ教室へは看板を見て、公式ラインよりお申し込みいだたきました。

メッセージの中には、「経験はありますが、基礎からのレッスンを希望」とありました。

お電話でお話をお伺いしてみると、幼児ではグループ、小1から小4までは個人で習っていたが、楽譜の読み方や理論が根本的に理解できていないとの事。

お電話の後、駐車場の場所をご案内するためにラインをした際、

「体験レッスン前からマイナスな印象を与えてしまったかなと思いますが、ピアノは大好きな子です。」

との一文を返信してくださいました。

マイナスな印象なんて全くなく、むしろピアノが大好きという気持ちがあるだけで充分です!

体験レッスン当日、レッスン前に辞めてしまった理由を詳しくお伺いしてみると、

「あまり練習をしないので、辞めるタイミングをずっと考えていて、発表会の曲をやり始めていたんですが、それもあまり…だったので、発表会前に辞めたんです」

続けて、

「でも、この間の卒業式で卒業生が歌の伴奏を弾いているのを見て興味が出てきたみたいで、またやりたいと言っているんです。なので、これはまた始めるチャンスなのかなと期待を込めて連れてきました」

というようなお話をしてくださいました。

4年生の秋頃まで習っていて、その年の発表会には出ずに辞めてしまい、1年ほど間が空いているとの事でした。

Mちゃんは口数が少なく、会話はあまりしませんでしたが、恥ずかしそうな笑顔で時折私の問いかけに反応を見せてくれながら、私とお母さんの話を聞いている様子でした。

やはり一般的に早期に辞めてしまう理由の中で、練習しない問題が大半を占めています。

私はお母さんに、

「練習しない、できない理由の多くは、お家での練習の仕方が分からない事が原因だったりします。必然的にレッスンよりもお家でピアノを弾く時間のほうが多いのに、練習の仕方が分からないとできない事があったとき、解決できないまま次のレッスンまで放置する事になって段々と練習も前向きにできなくなっていきます」

というようなお話をさせて頂きました。

私がピアノを弾き始める導入期で1番大切にているのは、レッスンの内容をきちんと自分で理解する事、「こうしてやったら出来た!」の感覚を体感してもらう事です。

話は聞いているし、その場で弾けはするけど自分ではあまり理解していないまま、「じゃあこれを練習してきてね」と言われても何がどう出来ているのか、何が良いのかわからなかったら練習できないですよね。

こちらが一方的に何かを伝えるのではなくて、その子が今やっている部分をきちんと理解した状態でレッスンを終える事。

進みを気にする人もいますが、テキストを早く進める事よりも、本人が理解するまでの時間を割くことのほうが比べ物にならないくらい大切で意味のある事です。

Mちゃんも、もしかするとそういった状態で進んでいた部分が少しだけあったのではないかなと感じました。

なので、今回のレッスンでは実際に自分で出来た!わかった!の感覚を感じてもらう事に重きを置く事にしました。

Mちゃんには当ピアノ教室で使用しているピアノランドシリーズで、主に小学生から始めるお子さんが使う「ピアノランド たのしいテクニック上」を使用。

この楽譜は大人の方にも使用する事もあり、テクニックや基礎を学ぶのにとても分かりやすく適している教本です。

その中の一つで、今回はこの指のタッチポイントのページを使いました。

「まず、両手をこんな風にくっつけて、人差し指から一本ずつ合わせていってね。」

実際に私がMちゃんの手や指を触り、感覚を確認。

「Mちゃんのタッチポイントはここ。この部分を指同士くっつけて、外に反らないようにしてみて」

「そう、その感覚のまま鍵盤を弾いてみて!」

すると、とても綺麗な手のフォームで良い音が出せました!

Mちゃんも表情が明るくなった様子です。

正しい手のフォームで鍵盤を弾こうとする時、ピアノの先生によく、

「手を丸くしてね」「たまごを掴むように」

などと言われがちですが、

指のどこの部分が鍵盤に触れて、どうやって指を下ろすと良い音が鳴るのか、それを理解してもらいます。

上記のような事を意識した”結果”、手が丸く、卵を掴んだようになるんです。ただ結果だけ教えてもそりゃうまくいきません。

今回はその部分を体感してもらいました。

レッスンを終え、Mちゃんから、

「すごい分かりやすかった、前よりもよく分かった!」

というような、嬉しい言葉を聞けました。

お母さんもMちゃん本人も、前向きに頑張ってみようという気持ちになってくれたようで、今回使った「ピアノランド たのしいテクニック上」を取り入れて、早速ゴールデンウィーク明けからレッスン開始です♪

帰り際に、

「土曜日に空き枠はまだありますか?小4の妹も一度辞めてしまっているのですが、この子が楽しくやっているのを見たらまたやりたくなるかもしれないので。お姉ちゃんが大好きな子なんで」

との事。

「土曜日はまだ空き枠がありますし、比較的時間調整もしやすいので、姉妹で続きの時間にする事も可能ですよ!」

とお返事をさせていただきました。

お姉ちゃん大好きな妹ちゃん、ほっこりしますね〜。

大好きなお姉ちゃんが楽しくやっているのを見たら自分もやりたくなりますよね。

そうなってくれたらすごく嬉しいですし、いつでもお待ちしています✨

その後、初回費用等をラインでご連絡させていただいた際にお母さんから、

『レッスン時はあんな小さい声でしたが、戻ってからの「通っていいの!?分かりやすかった!先生可愛かった!楽しかった!」と、はしゃいで妹に自慢していました』

と、とーっても嬉しいご連絡をいただきました。

体験レッスン後にこうやって嬉しい一言をご連絡くださるお母さんが多く、やってよかったなと心から思います。

ありがとうございます🙇‍♀️

当ピアノ教室に通ってくれた事で、そのお子さんの生活を豊かにするお手伝いが、少しでもできたら嬉しいです😊