「めぶきピアノ教室」の教室名に込めた想い。
こんにちは!
阿見町、美浦村からも通える、めぶきピアノ教室(稲敷市)の脇屋です😊
今回は教室名の「めぶきピアノ教室」に込めた想いをお話したいと思います。
まず、想いをお話するにあたって、私自身の話をさせてください。
自信の持てない子供時代
私は、子供の頃から自分に全く自信がなく、周りを気にした行動や、自分の意思よりも周りの意思に合わせてばかりでした。
学校では勉強も運動も、可もなく不可もなく、何をやっても「普通」でした。
普通というのは決して悪い事ではありませんし、むしろ偏りなく平均的に出来る事は、良い事なのかもしれません。
しかし、全部普通だからこそ、人と比べてすごく出来る事というものがなく、自己肯定感が低かった私は、何か褒められる事、「すごいね〜!」と言ってもらえる事、それがないと自信が持てなかったのだと思います。
そして自信がないという事は、自分の「意思」にも自信がなくなる訳です…
子供の頃によく問われる将来の夢も、隣の子が習字の先生、と書いているのを見て、私も真似して書いた時の事を今でもすごく覚えています。
人に何か言われるんじゃないかな、何か思われるんじゃないかな、という不安のほうが大きかったので、自分自身の意思で行動するよりも、周りに合わせて行動した方が、私にとっては楽だったんです。
周りの空気を読む、人の表情を読み取る、という事に関しては、子供ながらに恐らくプロ級でしたね(笑)
音楽教室での経験から生まれた自信
そんな中で唯一たくさん褒められる、肯定してもらえる場所が当時通っていた音楽教室でした。
音楽には勉強のようにこれが正解!という明確な答えがありません。
だからこそ自由に、自分の意思で表現する事ができるし、これは違う、と否定される事もない。
発表会では緊張で少し失敗してしまっても、このステージに向けて頑張った事に対して、その瞬間は自分だけに向けて、大勢の人からたくさんの拍手がもらえる。
学校生活の中だけでは、1人に対して大勢から拍手をもらう事なんて中々無いですよね。
ピアノを習っていたおかげで文化祭の合唱コンクールで伴奏をして、学校内でも自信を持てる機会が持てました。
私にとってピアノをやっていた事によって得たこの経験が、自分を肯定してもらえているような、そんな気持ちになれて、少しずつ自信に繋がり、「自分らしく」いて良いんだな、と思えると同時に、大人になってからですが、その大切さを感じる事ができました。
できた!から自信に繋がる経験を、環境を子供たちに
このような自分自身の経験から、
自信をもつ、というのは、いくら周りに「自信を持って!大丈夫」などと言われたって、頭では分かっていてそう思おうとしたって、実際に自分自身でそう思える経験をしなければ難しく、そんな経験がたくさんできる環境が必要だと感じました。
めぶきピアノ教室に通ってくれた子供達には、音楽を通してたくさん自信をもって、自分の意思をはっきり周りに出す事ができるように。
それぞれの「個性」を一つ一つ見逃さずに、良い所を最大限伸ばしてあげて、自信に繋がるように。
「自分らしく」いて良いんだと、思えるように。
そんな想いを軸に、日頃からレッスンをしています。
個々の可能性を最大限に広げられる教室に
「めぶき」とは、樹木の新芽が出はじめる事を言います。
レッスンを通して、
自分にはこんな一面があるんだ!
こんな事が出来るんだ!
こんな事が好きなんだ!
など、今まで知らなかった新しい自分を発見して、樹木の芽吹きのように、そこからどんどん大きく、広く、可能性を広げてほしい、という想いを込めています。
めぶきピアノ教室でのレッスンをきっかけに、将来はそれぞれの個性豊かな、唯一無二の花を咲かせてもらえたら良いなと、願っています😌