褒めて伸ばす!で気をつけなければいけない事
こんにちは!
阿見町、美浦村からも通えます!めぶきピアノ教室(稲敷市)の脇屋です😊
厳しさが良しとされていた時代
一昔前の教育現場といえば、とにかく厳しい指導が良しとされ、厳しさこそが人を成長させると思われていた世の中でした。
ピアノ教室も多分に漏れず、昔習っていたけれど先生が怖くて辞めた、とにかく厳しくて嫌になってしまった、無理やり通っていた、などという声を聞く事が多々あります。
せっかくこれからたくさんの素晴らしい経験が出来るきっかけであったのに、長く続けられず、かつ嫌な思い出として残ってしまうというのはすごく悲しい事ですよね💦
褒めて伸ばす時代
そんな時代を経て、近年は「褒めて伸ばす」が推奨され、科学的にもその効果がきちんと証明されています。
テレビやSNSでもとにかく子供を褒めてあげましょう、とたくさん目にしたり耳にしたりするようになりました。
もちろん褒めるのは良い事であるのは間違いないのですが、「褒める」という部分だけが強調されて、なんでもかんでも褒めるが良しと捉えないように注意しなければいけないな、とも思います。
褒めて伸ばすの注意点
私が思う、子どもを伸ばす、やる気を出させる褒め方、褒めどころというのは、
結果ではなくてそこに至るまでの過程を褒める。
過程を見た上で、それば褒めるべきタイミングなのかを見極める。
大きく分けるとこの2点に着目します。
何か頑張って出来た事があったとしたら、結果ではなく過程の方をたくさん褒める、そうする事でまた次も頑張ろうと言う気持ちになり、過程を頑張ればそれだけ能力も伸びていきます。
しかし、子どもがあまり頑張れなかった事、出来なかった事に対しても「すごいね、頑張ったね!」と、とにかく褒めなければ!思って安易に褒めるのは良くありません。
いくら子どもであっても、頑張れなかった、出来なかった時は自分自身でよくわかっています。
それなのにその部分を褒められると、「頑張らなくても褒めてもらえる」という心理が生まれ、逆に子供の不信感をつのらせ、褒めるの信頼性も伸ばす効果も薄くなってしまいます。
褒めるの使い方
そんな時は褒められないから怒る、ではなくて
「なんで出来なかったんだろうね、どうしたら良かったと思う?」などと声をかけ、一緒に考えてあげる事が大切だと思います。
実際レッスンでも、頑張ったり、前よりできた事に対しては目いっぱい褒めます!
そしてあまり出来なかったなと思う事に対しては無駄に褒める事はせず、一緒に考えたり試したりして解決策を探したり、教えたりします。
(頑張った、という過程はもちろんたくさん褒めます✨)
それで出来た際には目いっぱい褒める!
そうすると褒められた時の嬉しさがより強く感じられて、また次も頑張る力がどんどん湧いてきます✊
褒めて伸ばすレッスン、是非一度体感をしに、お気軽に体験レッスンにお越しください🎹